[フィールド実践]
三陸ひとつなぎ自然学校、釜石高校生との「まちづくり交流会」実施報告
2016.01.21 (1594 ヒット)



 昨年の12月24日、札幌学院大学に一般社団法人「三陸ひとつなぎ自然学校」のスタッフと岩手県立釜石高校の生徒さんが訪れ、学院大生とまちづくり交流会を実施しました。一行は、本学非常勤講師でNPO法人ワールドユースジャパン代表の石川園代先生の支援のもと「北海道で出会おう、語ろう、学ぼう、若者達のまちづくり」とのテーマで、三日間にわたり札幌市内、江別市を訪問。様々な交流活動を実施しました。


 札幌市内ではゲストハウス「WAYA」、NPO法人「EZOROCK」の代表と交流したり、澄川商店街での大学生による街づくりについて見たりして、プロモーションの企画運営や若者の地域連携、まちづくり活動の展開などについて学びました。二日目の夜には札幌エルプラザにて、東北大震災で大きな被害を受けた釜石における復興の取り組み、特に若者のまちづくり活動について報告され、活発な交流が行われたようです。学院大学の4名の学生がボランティアとして受付業務など協力して参加しました。

 三日目の24日には、同じような活動をしている大学生と交流したいということで札幌学院大学を訪問され、地域貢献プロジェクト実践を展開している山本教養ゼミの学生達と交流会を実施しました。

 まず大学生から自分たちのゼミでの地域貢献プロジェクト実践についての報告がありました。石狩市厚田区での「ふるさと祭り参画」プロジェクトや浜益区の「地域の祭りプロモーションビデオ作成」プロジェクト、さらに現在企画検討中の江別市大麻での地域の子どもの居場所づくりの「こども食堂」と「駄菓子屋」プロジェクトについて報告しました。(経営学科・松谷遊夢君、人間科学科・井渓葉月君と二本松一将君、臨床心理学科・笹原慎也君、白鳥鈴さん、会計ファィナンス学科・山本かい君)

 続いて、「三陸ひとつなぎ自然学校」の代表理事・佐藤聡さんと、子ども事業コーディネーター・柏崎未来さんから、震災と復興過程の釜石の状況や、釜石でのボランティア活動や体験ツアーなどまちづくりを支援する様々な活動が紹介されました。その中から生まれた高校生のプロジェクトについて、釜石高校二年生の寺崎幸季さんから報告がありました。

 震災があって5年になりますが、いまだ仮設住宅に住んでいる人たちがいます。寺崎さんも仮設団地に住んでいますが、皆が家に帰るとき「自分の家に帰る」と言わずに「仮設に帰る」という言い方をするので、何とかその仮設住宅を「家」として愛着を持って、皆が明るく暮らすことができればという想いから、マグネット・プロジェクト(全国の支援者から集めたカラフル・マグネットで外壁を彩る)を企画し実現しました。全国から6千枚のマグネットを集め、仮設団地が元気になりました。

 このプロジェクトにとどまらず、またそこから発展して、高校生ながら様々なまちづくり活動を展開していて、しっかりとした考え方や行動力をもつスーパー高校生に皆、驚きました。

 一行はその後、大麻銀座商店街に向かい地域交流拠点を展開している「江別港」の橋本正彦代表とも交流しました。

 新年になって連絡があり、「充実した日々でした」、「また来年もやりたい」、「楽しかった」といった声を寄せてくれました。「ゼミ学生の皆さんの素晴らしいプレゼンと積極的な参加、ありがとうございました。」、「自分のまわりにも学生ボランティアが来ているが、主体的でない学生が多い。SGUの学生達は課題を自分達で把握し、さらに主体的なので凄いと思った。熱い人達だと思った。中高生もきっかけがないとダメだと思った。」、「これのスモールバージョンを釜石で高校生にやってもらうようにしていきたい。」といった感想も寄せられ、充実した交流会となりました。学院大の学生も、とても良い勉強・経験になったと思います。

 1月18日には、学生達によってコラボレーションセンターにてマグネットアートの支援が行われました。交流会で預かったマグネット(100枚ほど)は全て学生達の協力で作成されたようです。後日、それを持って釜石を訪問することでしょう。

 この交流会の実施にあたり、ワールドユースジャパン代表の石川先生、またサポート頂いた松本教育支援課課長、須貝教育支援課係長、コラボレーションセンターその他関係各位に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。


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